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マイナンバーカードの安全性って実際どうなの?カードの安全性や紛失時の対処法などを詳しく解説

2016年からマイナンバーカードは運用開始されました。

今は行政手続きのオンライン申請や本人確認の身分証明書などでしか利用できません。

しかし、2021年3月からは『健康保険証』として、2024年からは『運転免許証』との一体化が予定されており、これからますます活用する機会が増えていきます。

しかし、そんなマイナンバーカードも2020年11月時点での普及率は20.2%にとどまり国民の5人に1人しか所有していない状況です。

普及率が増えない要因は、さまざま考えられますが、その1つとして「情報漏えい」や「第三者によるマイナンバーの悪用」といった不安があるのではないでしょうか。

今回はそのような不安を解消すべくマイナンバーカードの安全性や紛失した場合の対処法などを詳しく解説します。

マイナンバーカードの記載事項

まずはじめにマイナンバーカードの記載事項をご紹介します。

マイナンバーカードの表面には、以下の事項が記載されています。

  • 氏名
  • 住所
  • 生年月日
  • 性別
  • 顔写真
  • 電子証明書の有効期限の記載欄
  • セキュリティコード
  • サインパネル領域(券面の情報に修正が生じた場合、その新しい情報を記載(引越した際の新住所など))
  • 臓器提供意思表示

また裏面にも記載があります。

  • 氏名
  • 生年月日
  • 個人番号(マイナンバー)

マイナンバーカードには、運転免許証や健康保険証と同様に、氏名や住所といった個人情報が記載されているので、大切に保管しましょう。

マイナンバーカードのセキュリティー対策

マイナンバーカードのセキュリティ対策には、顔写真マイナンバーICチップ暗証番号などが使用されています。


そのほかにも万全のセキュリティ対策が講じられています。

(1)紛失・盗難の場合
24時間365日一時利用停止をすることができます。

(2)ロック機能
アプリ毎に暗証番号を設定し、一定回数間違えると機能がロックされます。

(3)ICチップが壊れる
第三者が不正に情報を読みだそうとするとICチップが壊れる仕組みになっています。

マイナンバーを他人にみられたら

くじらおくん

裏面のマイナンバーを他人に見られたらどうしよう・・・こわいよ

マッコ先生

大丈夫!見られても他人が悪用できない仕組みになっているんですよ!

マイナンバーを使って手続きを行う場合、顔写真付きの身分証明書で本人確認が行われるため、他人があなたのマイナンバーを使って手続きすることはできません!!

マイナンバーの利用についても利用範囲や収集・保管などが法令で厳しく制限されています。

また個人情報を一元管理する仕組みではないため、芋ずる式に情報が漏えいすることもありません。

つまり、たとえ他人にマイナンバーを知られても、あなたの個人情報を調べることはできません!!

マイナンバーを悪用した場合には厳しい罰則もあります。

たとえば、マイナンバーを扱うことができる人が自分または誰かの不正な利益のためにマイナンバーを提供した場合、3年以下の懲役または150万円以下の罰金、もしくはその両方が科されます。

マインナンバーで国から監視される!?

くじらおくん

マイナンバーと紐づけした情報は国から監視されるの?

マッコ先生

監視されないし、できないような仕組みになっています!

将来的に預金情報や医療情報などの秘匿性の高い情報をマイナンバーカードと紐づけした場合、国がそれらの情報を使い国民を監視するのでは?という不安があります。

たしかにマイナンバーには様々な情報が集約するので、国が国民を監視することも可能に思えます。

しかしマイナンバーカード制度は、そもそも個人の情報を1か所に集めて管理する仕組みではありません。

たとえば、警察では運転免許証の情報のみを読取可能にし、病院では加入している健康保険証などの情報のみを読取れるようにします。

そのため1か所ですべての情報にアクセスすることはできないのです。

それでも信用できないという人もいるかと思います。

マイナンバー制度では第三者機関が設けられており「個人情報保護委員会」が不正アクセスが行われないよう行政機関や地方公共団体等を監視・監督しています。

マイナンバーカードを紛失したら

くじらおくん

どうしよう、マイナンバーカードを落としてしまった!!

マッコ先生

安心して、まずは電話をしましょう!

マイナンバーカードを所有していると、うっかり落としたり失くしたりすることがあるかと思います。

そのような場合にはマイナンバー総合フリーダイヤルに電話して一時利用停止の受付を行ってください。24時間365日体制で受付けています。

マイナンバーカードのICチップには、年金や税金といったプライバシー性の高い情報は入っていません。

また健康保険証として使えるようになっても診療結果や薬剤情報が入ることもありません。

とはいえ氏名や住所、生年月日といった個人情報は記載されているので、マイナンバーカードの保管には十分気を付けましょう。

マイナンバー総合フリーダイヤル
0120-95-0178
紛失・盗難によるマイナンバーカードの一時利用停止は24時間365日受付けています。

マイナンバーカードQ&A

ここではマイナンバーカードに関する、さまざまな疑問にお答えします。

くじらおくん

マイナンバーカードは必ず申請しなければならないの?

マイナンバーカードの申請は義務ではありません。マイナンバーカードは便利な反面、情報漏えいなどのリスクも考えられます。無理に作る必要はなく、ご自身が必要性を感じたときに申請すればよいでしょう。

くじらおくん

マイナンバーカードは普通に持ち歩いていいの?

マイナンバーカードはキャッシュカードや運転免許証のような感覚で持ち歩いても大丈夫です。ただし紛失・盗難などには十分気を付けましょう。

くじらおくん

年末調整や社会保険の手続きで勤務先から個人番号の提出を求められたけど提出は必須なの?

マイナンバーの提出を拒否しても罰則があるわけではありません。しかし会社が従業員のマイナンバーを必要とするのは、給与所得の源泉徴収票や社会保険の被保険者資格取得届などの「法定調書」を行政機関へ提出する際に個人番号の記載義務があるからです。そのため、あなたが提出を拒否すると会社は行政機関等に書類を提出できなくなります。そのせいであなたと会社の関係性が悪化することもあるかもしれません。マイナンバーは知られても悪用される可能性が低いので極力、提出は拒否しない方がいいと思われます。

くじらおくん

暗証番号は市区町村の窓口の職員さんに知られてしまうの?

市区町村窓口でマイナンバーカードを使った手続きを行う際、暗証番号が必要になります。その際、暗証番号は原則、ご自身で入力するため窓口の職員が知ることはありません。また職員には守秘義務があり万が一、職員が暗証番号を把握したとしてもマイナンバーカードそのものがなければカードの利用はできないことから悪用される心配はありません。

まとめ

いかがだったでしょうか。

マイナンバーカードは、これからますます活用する機会が増えます。

「第三者に不正利用されないように」「紛失した場合24時間365日一時停止受付」などセキュリティー対策はしっかり講じられているように感じました。

しかしこのような対策をしていても、やはりマイナンバーカードにはさまざまな情報が集約するので便利な反面、リスクを感じます。

政府にはどうか個人情報の漏えいがないようにお願いしたいです。