マネー講座

今からできる!キャッシュレス決済{基本と仕組み}

最近、キャッシュレス決済という言葉が浸透してきました。
このキャッシュレス決済とは現金を使わないで支払いをする決済方法のことです。

「どういうものなのか実際はよく分からない」「興味はあるけれど使い方が分からない」という人のためにキャッシュレス決済の基本からその仕組みまでを分かりやすく解説していきます。

世界のキャッシュレス比率

現在日本のキャッシュレス決済比率は約20%にとどまっていますが、主要各国では40%~60%まで進んでいます。

これだけ見ても日本のキャッシュレス化は世界に遅れていることがわかります。そのため日本政府も2025年6月までキャッシュレス決済比率を倍増し4割程度までに普及させ将来的には世界最高水準の80%を目指していくとしています。

日本でもこれからますますキャッシュレス化が進んでいくのでキャッシュレス化に対応することが必要になります。

キャッシュレス決済の種類

クレジットカード

クレジットカードとは?

日本で最も多く使われているキャッシュレス決済がこのクレジットカードです。
後払いのため手元にお金がなくても物を買うことができ、公共料金や保険料など毎月の固定費の支払いにも多くの自治体で対応しています。
またクレジットカードで支払いをすることにより、現金で支払うときよりも支払いに使えたりするポイントが貯まりやすくなります。

クレジットカードの仕組み

利用者がクレジットカードを使うと、使った加盟店にカード会社から利用者の使った代金が支払われます。
そしてカード会社は利用者に請求を行い、利用者は使った分の代金をカード会社に支払います。
このようにクレジットカードはカードを使うときには代金を支払う必要はなく後日代金を支払う、後払いの仕組みとなっています。
支払い方法には一括払いや分割払い、リボルビング払いなどがあり、一括払いの場合は1カ月間に使った金額が翌月以降に銀行口座から引き落とされます。

クレジットカードの発行まで

カード会社による審査の可否によってはクレジットカードを作れない場合があります。

クレジットカードのメリット・デメリット

現金を持ち歩かなくてよい

手元に現金がなくても買物できる

ポイントが貯まりやすい

カードによっては会員優待特典や付帯保険などの付帯サービスがある

使いすぎてしまう

引き落としが後日になるため家計管理には不向き

デビットカード

デビットカードとは?

デビットカードは、クレジットカードと同じようにお買い物の決済に使うことができ、使い方はクレジットカードとほとんど同じです。
しかしクレジットカードとは大きな違いがあります。
それはお買い物に使った代金がカードを使ったその場で銀行口座から引き落されることです。(カードと銀行口座が紐づいている。)
ですから預金口座の残高以上のお買い物をすることはできません。

デビットカードの仕組み

利用者がデビットカードを使うと、あらかじめ紐づけされていた銀行口座から即座にお買い物に使った代金が引き落とされます

デビットカードの発行まで

クレジットカード違いカードを発行するための審査がないため、作りやすくなっています。

デビットカードのメリット・デメリット

預金残高以内の使用のため使いすぎない
審査がないため作りやすい
口座から即時に引落とされるため家計の管理に向いている

預金残高以上の買い物ができない
分割払いができない
ポイント付与率がクレジットカードより低め

電子マネー

電子マネーとは?

利用する前に、あらかじめチャージするプリペイド方式の電子的な決済システムのことです。
紙幣や通貨の代わりにデジタルデータを通じて現金と同じように物を買ったり、サービスを受けたりすることができます。
現在数十種類の電子マネーがあり、今もなおそのサービスは拡大し続けています。
代表的なものはSuicaやSUGOKAなどの交通系ICカードやnanacoや楽天Edyなどの流通系電子マネー、他にもクレジットカードと連帯して利用するものもあります。

電子マネーの仕組み

事前にカードに入金(チャージ)をしておく必要があります。
その入金した金額の範囲内で買い物をすることができ、買い物と同時に自動的に清算されます。

ICカードの発行

電子マネーのメリット・デメリット

使いすぎない
審査はなく誰でも簡単に作れる

チャージした残高は原則払い戻しできない
チャージする手間がかかる
クレカやデビットに比べると使えるお店が少ない

スマホ決済

スマホ決済とは?

スマートフォンに決済の専用アプリをダウンロードしてクレジットカードやデビットカード、ICカードなどの他の決済手段と紐づけをして支払いをする決済システムのことです。
お店ではお金の代わりにスマートフォンを利用して支払いを済ませることができるのでカードやお財布を持ち歩く必要がありません。

スマホ決済の種類

スマホ決済には大きく分けて2つの種類があり、ひとつは非接触型決済(非接触IC決済)と、もうひとつがQRコード(バーコード)決済です。

非接触型決済(非接触型IC決済)

スマートフォンに搭載されたNFC・Felica・Bluetoothなどを利用した決済方法のことです。
スマートフォンにダウンロードした決済アプリにあらかじめクレジットカードやデビットカード、ICカードなどを登録しておきます。
支払い時に専用の端末にスマートフォンをかざして決済をします。

非接触型決済には以下のようなものがあります。

  • 交通系ICカード
  •  Edy
  •  電子マネー     など
QRコード(バーコード)決済

スマートフォンに決済アプリをダウンロードします。
{決済方法}
・決済アプリからQRコードやバーコードを表示させ、お店の店員さんに読み取ってもらう方法
・お店側のQRコードやバーコードをスマートフォンを使い自分で読み取る方法

QRコード(バーコード決済)には以下のようなものがあります。

  •  PayPay
  •  LINE Pay
  •  楽天ペイ
  •  メルペイ  など

スマホ決済の仕組み

スマホ決済ではスマートフォンと、どの決済方法を紐づけするかによって支払い方法が異なります
ICカードは事前にチャージをしておく必要があり、クレジットカードは後日代金を支払います、デビットカードはお買い物と同時に口座から引き落とされます。

スマホ決済の準備

スマホ決済のメリット・デメリット

カードを持ち歩かなくてよい
支払い履歴をスマホから確認できる
審査がなく専用アプリをダウンロードするだけでよい

スマホの充電が切れると使えない
サービスに加盟しているお店でなければ使えない